吉原プラトニック

吉原プラトニック3話ネタバレ最新確定と感想は?紫は血之道!

こんにちは。ひらりです。

2021年12月2日発売のモーニングより、吉原プラトニック3話(第三夜 牡蠣の地獄鍋)を読みました。

前話の2話では、大久保邸内にある奉公人長屋の一室を収集する美人画の浮世絵の道楽部屋にするヲタク侍・貞近。

父親からの無理難題には未だ応えらないものの紫太夫の無理難題には応え、浮世絵をヒントに紫の苦手な旅鰻の蒲焼きを見事に重ね寿司に味変。さて今宵は……。

それでは、この記事では、吉原プラトニック3話のネタバレ確定と感想についてまとめました。

吉原プラトニック3話ネタバレ最新確定

紫は血之道

吉原の大見世『角屋』の座敷で馴染みと触れ合う花魁・紫太夫、その手足は冷たく紫の心に喩える主様。
紫は血之道(血の不足や滞りからくる女性特有の不調)を患っており、血之道に効くものを届けると主様は紫に約束します。

蛤と茗荷の天ぷら

一方、大久保家嫡男・貞近は、大久保家の台所に入り込み、中間・佐吉の調理姿を眺めていました。

貞近は次の登楼で3回目の「馴染み」、吉原のしきたりでは初の床入りになります。

婚儀からは逃げられない、貞近を心配する佐吉は貞近を叱咤し、出来上がった蛤と茗荷の天ぷらを差し出しました。

そんな佐吉をよそに、天ぷら鍋から香るにおいが気になる貞近なのでした。

今宵の食材は牡蠣

気が重い貞近でしたが、駕籠に揺られ吉原へと向かいます。

この寒い中、江戸の観光名所・吉原は、蕎麦屋に居酒屋、貸本屋に土産屋と、相変わらず人で賑わっていました。

駕籠から顔を出した貞近は、大きな唐辛子を背負う珍妙な物売りが目に止まります。

登楼した貞近を美人画の浮世絵を真似、若衆姿で迎える紫でしたが、似ていないと感じる貞近はへそを曲げてしまいました。

謝る紫でしたが貞近は聞き入れず、紫は早速、今宵の食材、馴染みが血之道に効くと贈ってきた、江戸湾で獲れた牡蠣を妹分・おみね用意させます。

血之道に効果抜群の料理とは

その牡蠣の身のふくよかさと色艶に感動する貞近は、美人画の浮世絵のきめ細かい白い肌に牡蠣を喩えました。

牡蠣は善くても紫は駄目、牡蠣が美人画の浮世絵に喩えられ不貞腐れる紫は、冷え性であることから酢締めはしないよう貞近に釘を刺します。

貞近は佐吉が出した茗荷の天ぷらを思い出し、調理を始めます。

火鉢にかけた小鍋に牡蠣を並べ、貞近はざく切りにした生姜と一緒に、物売りから買った唐辛子をちぎって入れました。

そして、胡麻油をたっぷり注ぎ、塩を少々振り入れ、『牡蠣の地獄鍋』の完成です。

今日食べた天ぷらに着想を得た貞近は、天ぷらの残り油に具材の味が滲み出て良い香りがしており、これを活かせないかと思案し鍋を作りました。

熱々の牡蠣に唐辛子のピリッとした辛味、箸が進みぺろりと平らげた紫は、体中が火照り、いつも以上に血之道に効く気がします。

貞近は小鍋に残った牡蠣の香りが移った油を油徳利に移し替え、香りが移るよう唐辛子を更に足しました。

そして、炒め物にして明日油を使えば、また体が温まると言い残し、角屋を後にするのでした。

吉原プラトニック3話感想

ドラマ『鬼平犯科帳』シリーズで知られる中村吉右衛門の訃報を知った直後に読んだためか、佐吉が同ドラマに相模の彦十役で出演していた3代目江戸家猫八に見えました。

佐吉も心配する貞近の3回目の登楼、紫も肝心の目的を忘れずに、美人画のコスプレで貞近を打ち解けさせようと努力する辺りは、流石、疑似恋愛のプロ。

ところが、貞近は当たり前のように料理だけして早々に吉原を退散、これでは完全に出張料理人です。

ただ、貞近に期待が出来ない訳でもありません。

それは、紫が地獄鍋で火照って胸元が少しはだけたシーン、貞近も一応、紫に反応はしていたので、女性に興味がなくはないと思います。

それにしても、漫画と現実の季節が完全にリンクしていて、毎週読むたびに堪らなくお腹が減ります。

吉原プラトニック4話考察予想

次回は「炭の棒で焼きつける鯛味噌がそそる!」

正直、鯛味噌と言われて、真っ先に思いついたのが桃屋の『鯛みそ』、というか、それしか知りません。

その鯛みそも、温かいご飯に乗せるか、あるいは、おにぎりに塗って焼きおにぎりして食べるしか知らないので、次回は全く想像がつきません。

炭の棒に焼きつけるとは一体、読んで字の通りなら炭に鯛味噌塗ってそのまま焼くだけですが、何が出来上がり、どう食べるのでしょうか?

何にせよ、今から何か凄く香ばしい香りがして涎ものです。

▷吉原プラトニック4話へ

まとめ

この記事では、吉原プラトニック3話のネタバレ確定と感想についてまとめました。

ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひマンガをチェックしてみてくださいね。