こんにちは。
タワーマンションと幼稚園でのママ友の人間模様を描いた作品「おちたらおわり」1巻を読みました。
新築のタワーマンションで新生活と思いきや、ひとつの誤解から仲間外れになってしまいます。
この記事では、「おちたらおわり」のあらすじと感想をまとめました。一体どんな内容になっているのか楽しみですね。
おちたらおわり1巻1話あらすじ「ようこそキャナルタワーへ」
新築タワーマンションの入居説明会です。月島あすみはフォレストタワーの1911号です。
たくさんの家族があつまりガヤガヤしています。
今度は入る「自然の森幼稚園」のプレで一緒になった、楠さとと出会います。
最上階のお部屋は3億円らしく5001号の間宮がきて周りはザワついています。しかしあすみは残念ながらよく確認できませんでした。
説明会が終わり、部屋に戻るとあすみはこれまでの、家探しや幼稚園探しの苦労から安心して涙があふれました。
その折に、さっきの楠さとから携帯に、幼稚園のおともだちと1階で遊んでいるから遊びにこないかと誘われます。
あすみは自分の過去からママ友と仲良くなれるのかとてもびくびくしながら、1階へ向かいました。
不安に押しつぶされそうになりながら行くと、子供の「杏」が笑いをとってくれて和やかなムードになりました。
さっきの楠さとに加えて、丸山ともよ、桜庭ここなと挨拶をします。
そこにひびきのママ、間宮くみこがやってきました。あすみは過去の記憶が蘇ります。悪魔が目の前にやってきたのです。
おちたらおわり1巻2話あらすじ「悪魔との再会」
幼稚園の入園式です。
あすみは杏には笑顔で振る舞いますが、自分をいじめていた間宮くみこと一緒でとても気が重い状態でした。
視線が気になるあすみでしたが、なんとか無事に入園式を終えました。
そして登園初日、幼稚園の前には、数人のママがいました。そこで楠さとからランチのお誘いがあり、参加することにします。
6人のママが集まりました。桜庭ここなは、自分のランチを何度も写真を撮っています。
話題は、あすみの仕事の話になりました。働いていないママが多く少しザワつきますが、在宅でイラストを描いていることを話します。
楠さとのご主人はモデル。桜庭ここなの義父は区議会議員で、ベイタワーマンションの最上階を購入してもらったとはなします。
あすみは、みんなのレベルの高さに圧倒されていました。
お迎えの時間となり、向かうと桜庭ここなは自分の子供たちに、頑張ったご褒美としてクッキーを出しました。
ここなの気遣いで、杏にもクッキーを渡すととっさにあすみは、杏の手を掴みクッキーが床に落ちました。
杏は、卵・小麦・牛乳のアレルギーがあったのです。
ともよは自分がアトピー持ちのためフォローしてくれました。そのことにあすみは心が軽くなります。
そこへ間宮くみこが来て、せっかくだからと自分のサロンへみんなを招待しました。紅茶を買いに行くという間宮くみこに、あすみは・・・!
おちたらおわり1巻3話あらすじ「失意」
間宮くみこは、今気付いたかのように「あすみちゃん」と呼びます。
あすみは覚えていないのか?と間宮くみこに問うと、なんのことかと覚えていない様子で、あすみは心が踏み潰されそうになりました。
30階のサロンにきました。ここはくみこが経営するサロンです。
みんなが、あすみとくみこは、中学の同級生だということが知れ渡ります。あすみは、みんなが話しをしている間も、くみこが覚えていないことにずっとショックなまま固まっていました。
後日、マンション内のキッズスペースで遊んでいました。幼稚園のお友達もたくさん来ています。
そこに間宮くみこがやってきました。こどものひびきが入ろうとすると、ママから遊んではいけないと言われていたのを思い出し、遊ばないと言います。
そのことで周りがザワつきました。
間宮くみこは杏に、杏のママとはずっと昔からお友達だったから仲良くしてほしいというとあすみは、自分はいじめられなかったら不登校にならなかったとみんなの前で言います。
周りの人たちは引いてしまい、あすみはやってしまったと思いました。
おちたらおわり1巻4話あらすじ「おちたらおわり」
翌日、幼稚園に杏を連れていくと、幼稚園の前にママが数人いました。
あすみは気にしないように、元気よく挨拶をすると一瞬全員の目が怖いものに・・・。さらに他のママにもヒソヒソと、あすみの印象は悪いように捉えられていました。
あすみは、おわりのはじまりだと悟ります。
あすみは、一番相談しやすいともよに連絡をしようとしますが、ともよは連絡がつきません。あすみはどうすればいいのか分からず思い悩んでいました。
そこに仕事帰りに飲んできた、パパの航が帰宅しました。
あすみは不安で悩んでいることを航に伝えると、航はくだらないと言います。
そして、ともよから連絡がきました。ともよは、子供が熱を出してバタバタしていただけでした。
すぐに二人はマンションのラウンジで話をします。
ともよは、真剣にあすみの話を聞き今度、桜庭ここなの家でこどもたちのバースデーパーティがあるから、一緒に行こうと誘います。
自然に仲良くなれば誤解もとけるとあすみを励まします。
パーティ当日、杏はみんなが賑やかにケーキを食べていて悲しくなり、ケーキをがぶっと食べてしまいました。
おちたらおわり1巻感想
心踊らせる新生活であすみは、昔いじめられていた記憶が、悪魔の登場により蘇ってしまいました。
いじめられていた内容は、かなり残酷な内容のようです。
まだ多くは語られていませんが、その記憶から、周りのママ友ともうまく話すことができなくなり誤解を生んでしまいます。
このお話は、あすみの感情がとても伝わってきます。
思い出したくない記憶もあります。とくに本当に会いたくない人物が身近に現れたら、普段は感じないことでも気になってしまうものです。
さらに最後は、アレルギーの杏がケーキを食べてしまいました。
桜庭ここなの子供たちや周りの子たちも面白がっており読んでいられませんでしたが、杏ちゃんはどうなってしまうのでしょうか?
次回が気になります。
まとめ
この記事では、「おちたらおわり」1巻のあらすじと感想についてまとめました。
新築タワーマンション、新しい幼稚園、本来であればとっても楽しく過ごせるはずだったのに、悪魔の登場であすみの周りの目が変貌してしまいます。
これからはあすみはどう過ごすのでしょうか?
ここまでご覧くださりありがとうございました。