こんにちは。
2022年1月6日発売のヤングジャンプより、キングダム705話「鬼気迫る戦術」を読みました。
前話の704話では、昌平君が秦軍の戦略を決めた更に前に、趙は秦の動きを見越した作戦を立てていました。
李牧の思惑通りに秦が動いたため、李牧もカイネと共に動くことに。その際、李牧は趙王に対し、王翦・桓騎軍を半分にすることを約束したのでした。
それでは、この記事では、キングダム705話の考察・展開予想とネタバレ確定・感想についてまとめました。
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キングダム705話ネタバレ考察「戦場を狼孟へ閼与での大損害が影響?」
位置関係を見ると、王翦・桓騎連合軍が向かった閼与を更に北上した位置にあるのが狼孟です。
昌平君の策では、この閼与を討ち取った先で太原を通る秦軍と更に合流して宜安を討つことになっています。
その際狼孟は通りません。
しかし李牧は狼孟が次の戦場になると言い、カン・サロはそうせざるを得なくするのが李牧の狙いであると公孫布に話しました。
現時点では全く意識していない狼孟にどのようにして誘導するのかが不明ですが、そこには閼与での大損害が影響しているのだと思います。
キングダム705話ネタバレ考察「閼与は取られてもいい」
李牧は閼与で王翦軍と桓騎軍を半分にすることを趙王に約束しました。裏を返せば、ここでは兵を半分に削るものの勝利するとは言っていません。
つまり閼与の地を取られることは最初から妥協している点なのです。ここで取られることをよしとすることに勝機があるのでしょう。
どのようにして迎え討つつもりであるのかとても気になります。
半分と言っても均等に両軍から減るとは思えないため、李牧はどちらかの軍に大きな被害を与えることを想定しているのでしょう。
キングダム705話ネタバレ考察「狙われたのは桓騎」
これから始まる宜安での戦い。
史実ではここの後に桓騎は李牧に敗れることになっています。
この敗れるに関しては文献によって異なり、死亡説と助走説がありますが一応この年で死亡することになっているため、李牧に狙われるのは桓騎ではないでしょうか。
趙に捕っても秦がとても憎い存在で、その中でも桓騎は特別でしょう。桓騎の首をとったとあらば、兵たちの士気も更に上がるはず。
李牧はそれも狙って桓騎に狙いを定めるのではないでしょうか。
キングダム705話ネタバレ最新あらすじ「鬼気迫る戦術」
閼与を落とすため王翦軍の兵士たちが戦っているのを見ながら桓騎たちは優雅に食事を楽しんでいます。桓騎軍はまだ動き出していません。
飛信隊もまた後ろで王翦軍が戦うのを見ていました。
この戦略は王翦の指示です。王翦は自分以外の軍を外敵守備に置いたのでした。
テンはこの王翦の戦略が先の戦いに備えてのものだと考えました。
咸陽も本腰を入れて援軍を送るほどの大戦略。
激しい戦が予想される中で本命である北部を攻略するためには、無傷の軍を多く残しておくことが重要なのです。
その戦略の中で自分の軍を最初に前線に出す決断をした王翦には男気があると信は感じました。
テンは攻城戦が得意でない桓騎軍を出せば閼与だけで相当な犠牲を出すことになると王翦も知っているからだと言います。
信は逆に王翦は得意なのかと聞き、テンは最小の犠牲で済ませる自信があるのだろうと答えました。
その自信が気に入らない信は、お手並み拝見だと王翦軍の戦いを望み通り見ていることにしました。
田里弥は両手を高々と上げ、自軍に指示を出します。
大量の梯子が城壁にかけられ、一気に兵士たちが上がっていきました。
上から槍による攻撃を受けるも、反撃し上に上がるチャンスを掴みます。
しかし、趙国の兵士は自分の死を悟ると秦国兵を道連れに城から飛び降りました。
1人でも多く道連れに、この鬼気迫る戦い方は秦国からみて戦術とは言い切れないものでしたが、際に死体がたまることを防ぐこの方法で趙国の守備はなかなか崩れなくなっています。
これは李牧の命で閼与に派遣された舜水樹が立てた確かな戦術です。
田里弥はこの戦術がとても優れたものであると認めた上で、全員が思い切った行動に出られることに対して異常さを感じていました。
秦国を倒すという意志がとても強い閼与の兵士たちは、桓騎によって家族を虐殺された遺族平だったのです。李牧は恨みを晴らしたいと強く思い続けた遺族兵をこの閼与に集めたのです。
しかし李牧の策はこれだけではありません。門が開き、趙国が外へと出てきました。
桓騎軍に撃たれた扈輒軍の三将、虎白公と龍白公の残党軍です。
残党軍が出てきたところですぐに門は閉じられます。
残党軍は戻ることを考えていないのです。
残党軍は指示通りに田里弥に向かって一直線に突っ込んできました。
キングダム705話感想
先の戦いを見据えた王翦の戦略でしたが、今はまだ先を見られる状況ではなかったのかもしれません。
侵略を阻止するために李牧が立てた作戦は、遺族兵の気持ちを利用した特攻作戦。
どれだけ恨みが強かろうと自分の命を落とすことには抵抗があるのではないかと考えそうなところですが、趙国民に植え付けられた恨みはそれどころではないのでしょう。
桓騎の行為はそれほどのものだったのです。桓騎もこうなることまでは予想していなかったはずです。
キングダム706話考察予想
田里弥大ピンチで終えた今回、まさか急襲が来るとは思わず田里弥サイドは準備をしていません。
しかも攻めて来たのは扈輒軍の槍となっていた最強の騎士団。かなり大きな被害を出し、最悪の場合は田里弥が討たれてしまいます。
こうなれば後ろに控えている王翦本人、さらには先の戦いのために体力を温存させている別軍も出さざるを得なくなるかも知れません。
秦の人間を殺せれば何でもいいと思っている趙軍の恨みを前に、秦軍はどう太刀打ちするのでしょうか。
まとめ
この記事では、キングダム【705話】のネタバレと感想&次話考察予想についてまとめました。
ここまでご覧くださりありがとうございます。ぜひ漫画をチェックしてみてくださいね。